縄文時代

(じょうもんじだい)

縄文土器 (じょうもんどき)

 縄文時代(じょうもんじだい)は今から約3000年〜1万年まえで
この時代に人々は粘土(ねんど)を焼いていろいろな道具を作
り始めました。これらの道具を縄文土器(じょうもんどき)と呼んで
います。
 縄文時代の海老名は、いま水田が広がっているあたりまで
海が入り込んでいたので、人々は東側の台地の上に集まって
生活していました。
 杉久保・上今泉・柏ケ谷などの遺跡があります。
 この写真は、杉久保遺跡から出土した縄文土器
です。
 この遺跡には300けんの住居のあとが発見されて
います。
縄文土器 (りょうとうせきふ)

 この両頭石斧は真ん中に木のぼうをつけて、木を切ったり
する斧(おの)として使われました。
縄文土器

 石さじはスプーンではなく、動物の皮をこすってなめす
のに使いました。
 たたき石はものをたたきつぶすのに使われた道具です
 ここにある物は、どちらも石を打ち欠いて作った道具
なので打製石器(だせいせっき)といいます。
縄文土器 (せきすい)

 石錘とは、魚をとるあみのおもりのことです。
あみにしばりつけやすいように、石にくぼみを作ってあります。
縄文土器 (せきぞく)

 石鏃とは、弓矢の矢の先につける「やじり」のことです
かたくて、するどい黒曜石(こくようせき)などの石を打
ち欠いて作られました。
縄文土器

 石皿の中にどんぐりなどの木の実を入れ、みがき石で
すりつぶすのに使いました。
 この石皿は、半分にわれてしまっています。
(そうしんぐ)

  縄文時代(じょうもんじだい)の人々は、石を
みがいて作ったアクセサリーでおしゃれをし
ていました。
 垂飾(たれかざり)はブローチのように、
玉飾(たまかざり)はネックレスのようにして
使ったと思われます。